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オータムコンファレンス(終了いたしました。)

2019年9月12日(木)高山市民文化会館(4階 大会議室4-7)

大会テーマ:「デジタル化がもたらす資本主義経済社会の進化」

 

 産業革命は工場制機械工業を生み出し,様々な産業の飛躍的な発展を可能にしただけではなく,当時の人々の意識・生活,社会制度・構造にも大きな変革をもたらした。現代資本主義におけるデジタル化もまた「society5.0」に示されているように大きな変革をもたらすと考えられる。

 しかし,デジタル化はわれわれの生活の利便性を高める,市場とは異なる交換領域を形成するなどの好ましい効果が指摘されている一方で,投資を抑制しわれわれの雇用を奪うのではないかという悪影響もされている。

 今後デジタル化がますます推し進められる中で,資本主義社会はどのように進化していくのかということは進化経済学で扱われるべきテーマであろう。そこで,2019年度のオータムコンファレンスは「デジタル化がもたらす資本主義経済社会の進化」をテーマとして,ミクロ的な生産効率という視点からだけではなく,われわれの個人的な生活の視点やマクロ的な視点など様々な視点からデジタル化を論じることとしたい。

  12:15-    受付開始(オータムコンファレンス参加費:無料)

 

<プログラム>司会:吉田雅明氏(進化経済学会 理事,専修大学教授)

 

    13:00-13:05 開会の挨拶

    13:05-13:50 今久保圭氏(日本銀行名古屋支店営業課課長)

「キャッシュレス決済の普及と金融システムの変化」 報告要旨

    13:50-14:35 日戸浩之氏(東京理科大学大学院経営学研究科技術経営専攻(MOT)教授)

「デジタル資本主義がもたらす未来」 報告要旨

 

    14:35-14:55 休憩     

   

    14:55-15:40 井上智洋氏(駒澤大学経済学部准教授)

「AIは失業・格差をもたらすか?」 報告要旨

 

    15:45-15:50 パネルディスカッション準備      

    15:50-16:55 パネルディスカッション 

「デジタル化がもたらす資本主義経済社会の進化」

    16:55-17:00 閉会の挨拶

    19:00-21:00 懇親会@飛騨高山美術館(RAMICS2019ガラディナーとの共催)

【懇親会費用】

会員 事前振込 6,500/ 当日7,500(円)・・・バスの移動費および美術館の見学費を含む

学生会員 事前振込 4,500 /当日5,500(円)

非会員 7,500(円)

【お振込先】

<ゆうちょ銀行口座への送金の場合>

記号:18160
番号:39149281

口座名称:シンカケイザイガッカイニセンジュウキュウネンドセンダイタイカイジッコウイインカイ

<他銀行等口座からの送金の場合>

店名(店番):ゆうちょ銀行 八一八(ハチイチハチ)店(818)

預金種目:普通預金

口座番号:3914928

パネリスト紹介

今久保圭

日本銀行名古屋支店 営業課課長

職歴:1997年に日本銀行入行。決済機構局(決済システム企画・調査)、金融市場局(マーケット調査)、企画局(政策企画・調査)、金融機構局(金融システム調査)などを経て、2018年から現職(名古屋支店営業課課長)。

学歴:1997年に一橋大学で経済学学位、2003年にエセックス大学で経済学修士を取得。

​井上智洋

慶應義塾大学環境情報学部卒業,早稲田大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。2015年4月から現職。博士(経済学)。専門はマクロ経済学,貨幣経済理論,成長理論。主な著書に『人工知能と経済の未来』(文春新書),『ヘリコプターマネー』(日本経済新聞出版社),『AI時代の新・ベーシックインカム論』(光文社新書),『純粋機械化経済』(日本経済新聞出版社)などがある。

​日戸浩之

東京理科大学大学院経営学研究科技術経営専攻(MOT) 教授

1985年東京大学文学部社会学科卒業,同年野村総合研究所に入社し、現在コンサルティング事業本部上席コンサルタント。1996年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。専門はマーケティング戦略立案,生活者の意識・行動分析,サービス業(教育,人材関連など)の事業戦略など。現在,北陸先端科学技術大学院大学客員教授および東京理科大学大学院経営学研究科技術経営専攻教授を兼務。共著に『大衆化するIT消費』,『なぜ,日本人はモノを買わないのか?』,『なぜ,日本人は考えずにモノを買いたいのか?』,『デジタル資本主義』(いずれも東洋経済新報社)などがある。

※報告内容でもある『デジタル資本主義』が 2019年度第28回大川出版賞を受賞しました。

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