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写真提供:東北大学

2019年度大会テーマ:「デジタル化がもたらす資本主義経済社会の進化」

 産業革命は工場制機械工業を生み出し,様々な産業の飛躍的な発展を可能にしただけではなく,当時の人々の意識・生活,社会制度・構造にも大きな変革をもたらした。現代資本主義におけるデジタル化もまた「society5.0」に示されているように大きな変革をもたらすと考えられる。

 

 しかし,デジタル化はわれわれの生活の利便性を高める,市場とは異なる交換領域を形成するなどの好ましい効果が指摘されている一方で,投資を抑制しわれわれの雇用を奪うのではないかという悪影響もされている。

 

 今後デジタル化がますます推し進められる中で,資本主義社会はどのように進化していくのかということは進化経済学で扱われるべきテーマであろう。そこで,2019年度のオータムコンファレンスは「デジタル化がもたらす資本主義経済社会の進化」をテーマとして,ミクロ的な生産効率という視点からだけではなく,われわれの個人的な生活の視点やマクロ的な視点など様々な視点からデジタル化を論じることとしたい。

【延期大会】

  2020年5月23日(土)−24日(日) オンライン開催

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